夜ー闇に隠された瞳の奥ー
「ごちそーさま!」
結局龍太が一番最後に食べ終わり、ファミレスを出て止めてあった車にのった。
「倉庫、出せ」
「はっ」
車に乗った途端、夏が倉庫とか言うからびっくりしてつい声がでた。
だって、私は学校戻るか家に帰りたい。
「なんだ」
「俺は倉庫行かないよ」
「………」
無視ですか。
無言のまま、倉庫についた。
「出ろ」
夏が私を引きずり出そうとする。
「なんで、だっ!」
「仲間だからだ。」
「勝手に決めるな!」
「いいから、こい」
何がいいんだよ!
結局、私は夏に担がれて倉庫に入った。
もう、やだ。
これでまたソファに投げられるか部屋に投げられるかするんだ。