夜ー闇に隠された瞳の奥ー



「なーつぅー!」

部屋の外から猿の声が…。

「呼んでんぞ」

「………あぁ。」


私はカツラをつけようとした。

そしたら夏に止められた。

「俺らの前では、それでいろ。」

夏はそう言って部屋を出て行った。

なんでだよ。


………でもまぁ、髪だけならいいかな。

私は制服に着替えてカバンにカツラを入れて部屋を出た。



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