9歳差は、アリですか?
「あの、俺やっぱり諦められません。涼子さんのこと好きです。付き合って貰えませんかっ?」
そんなの、ダメに決まっている。
「悠くん、ごめん。悠くんかわいいけど、彼氏は無理よ。あたし彼氏いるし、中学生だし、ね?」
再び振らなくてはいけない。しかも今回は立原の友人たちもおり嫌な思いをしただろう。しかし、全く答えてないのかあっけらかんとしており、拍子抜けする。
「分かりました。じゃあ涼子さんの彼氏よりいい男になるので、また来ます!」
なんてタフなのか。
「やだ涼子可哀想じゃん。付き合ってあげればいいのにー、別に中1の彼氏なんて橋本くんなんも言わないでしょ。二股かけちゃいなよ!」
完全に面白がっているが、冗談じゃない。そもそも彼氏の橋本だって好きで付き合っているわけではない。なんとなく、断るのが面倒だったからでそこに恋愛感情は一切ない。しかし、このピュアな中学生は別だ。
傷つけてはいけない。
という立原の優しさ虚しく、浅岡には通じず、会うたび告白してくるようになり、大学でもそこそこ有名になってしまった。思わずネタ?と思ってしまうくらい、日が経つに連れナチュラルにフラットな感じに「好き」と言って来る。
そんなの、ダメに決まっている。
「悠くん、ごめん。悠くんかわいいけど、彼氏は無理よ。あたし彼氏いるし、中学生だし、ね?」
再び振らなくてはいけない。しかも今回は立原の友人たちもおり嫌な思いをしただろう。しかし、全く答えてないのかあっけらかんとしており、拍子抜けする。
「分かりました。じゃあ涼子さんの彼氏よりいい男になるので、また来ます!」
なんてタフなのか。
「やだ涼子可哀想じゃん。付き合ってあげればいいのにー、別に中1の彼氏なんて橋本くんなんも言わないでしょ。二股かけちゃいなよ!」
完全に面白がっているが、冗談じゃない。そもそも彼氏の橋本だって好きで付き合っているわけではない。なんとなく、断るのが面倒だったからでそこに恋愛感情は一切ない。しかし、このピュアな中学生は別だ。
傷つけてはいけない。
という立原の優しさ虚しく、浅岡には通じず、会うたび告白してくるようになり、大学でもそこそこ有名になってしまった。思わずネタ?と思ってしまうくらい、日が経つに連れナチュラルにフラットな感じに「好き」と言って来る。