片想い日記〜中学編〜
その後解散して、
その気持ちがなにかよくわからず

ぼーっとしていたら、
龍が

「なにぼーっとしとんねん。

もしかして、恋かぁ???」

と気持ち悪いほどニヤニヤしながら聞いてきて、
意味がわからなかった。

「は?恋?俺が?誰に??」

「あたりまえやろ。そりゃあ、ゆいちゃん★☆」

え。俺が?
てか、これまで考えてみれば初恋とかまだだ。

「顔真っ赤にして、やっぱりそうやったかぁ」

と勝手に納得している龍。

いや、確かにそうかもしれないけど、
好きなのかもしれないけど
恋とか俺わかんねぇし!!!

なんだか、次の日からゆいと顔を合わせづらくなった。
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