二人日和
巫女ちゃんは床に円を書いて、その中に紋様を作った。


そして勾玉を持ちながら、術を唱えた。


『大地を汚す汝の正体を此処に写せ』


パァー…


巫女ちゃんの紅い瞳を閉じ、額に模様があたった。


「分かったわ!!!」


巫女ちゃんが目を閉じながら、「正体は森よっ!!!」


「分かった!!!今から駆けつけよ!!!」


術を終了して、あたし達は外に出て近くの目的地へ向かった。



何時間かかけて、要約到着した。


辺りは何もない。


…まさか!!!あの場所!!??
美代とあたしが気に入ってた森……。


あたしが辺りを燃やしたんだっけ……


人々を殺めた…


あたしは足が震えた。
自分が罪を…
この場所で犯した。
誤った罪…


「月夜ちゃん…?」


あたしは怖くなった。
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