栗色彼女(*番外編14p〜*)


「恭ちゃーん…おーい、生きてるんですかマイダーリーン。」


いつもならここで、死ね、とか黙れとか返ってくるはずなのに反応なし。


あー…もう、栗ちゃんなにしただか。

俺の恭ちゃんに、全く…





「達也くん。」


教室のドアから顔を覗かせる、その人。


恭ちゃんどしたんだろって思ったのが、急に頭から消える。




「美春ちゃん!」

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