ワタシノキモチ
「ばいばい」なんて言いたくないよ……ほんとは。
明日は来る。
当たり前のようにそう思うけど、
もし来なかったら、どこでキミと会うのかな?
いつもと変わらない笑顔。
それが一番うれしかった。
「大丈夫」そう言ってはみたけれど
涙は止まるはずもなかった。
叶わないことはわかってる。
それでも、そばにいられれば幸せだと思ってた。
キミがいない教室。
わたしにはちょっと寂しすぎるよ。
考えただけで泣いてしまいそうになるから
意識しないようにしてたのに。
友だちのフリをしていよう。
そうしたらキミは傷つかずに済むでしょう?
長く続くはずもないのに。
2人はきっと「友だち」でいるために出逢った。
そう思ってないと、自分の気持ちに負けそうになる。
今更かもしれない。
もう遅いかもしれない。
でも言うね。
「ずっと好きでした。これからもずっと好きです。」
嘘をついた。
「もうスキじゃない」
すぐに心が痛くなったよ。