死神さんのお仕事
「そうだったんだ・・・・・」

確かに最近天が騒がしい気がする。

まぁ、私には関係のないことだけれど。

「さて、今回の仕事は・・・・・」

書類に目を通す。

米森健太。 28歳。 フリーター。

家族からは見放され、頼れる友人も

おらず、今の生活に疲れて自殺ーー。

「自殺・・・・・かぁ。」

私には死神になる前の記憶がない。

死神は、天国での仕事が合わなかった

天使や、あるいは生前人間だった人

などからなっているらしい。

簡単に誰でもなれそうだが、

きちんと大死神様の審査を

通らないといけないため、死神は

そんなに簡単にはなれない。

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