死神さんのお仕事
「・・・・・って死亡時刻まで
時間がない!
ルイ、早く行くよ!」

「お前が寝坊したからだろ・・・・・」

ぶつぶつ言いながらルイがついてくる。

私達は慌てて、天の門をくぐると、

地上へと飛んで行った。

私はまだ上級の死神ではないので

小さな羽だが、それでも充分

スピードはでる。

ルイにも飛べるように、

羽がついている。

あっという間に、芽衣、という女の子が

入院している病院に着いた。

生きている人達には私達の姿は

見えないので、堂々と病院を歩く

ことができた。


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