死神さんのお仕事
「お父さんお母さん、違うってば!
私はここにいるよ!!」

芽衣がどんなに叫んでも、

親には聞こえない。

やがて芽衣は諦めたように私と

ルイの方を向き、

「私は・・・・・
どうなっちゃうの?」

と心配そうに尋ねた。

「とりあえず私達と
天の門まで来てください。
後のことは、
他の者達がしてくれます。」

私がペラペラと手帳をめくりながら

答えると、芽衣はほっとしたように

頷いた。

するとルイが私に、

「おい。 キラ!
お前何か忘れてないか?」

と尋ねてきた。

忘れる? 何を・・・・・?

私がきょとんとしていると、ルイが、

「お前は本当に馬鹿だな!
手帳をよく見てみろ!」

うるさいな・・・・・。

そう思いながら手帳をよく見てみると、
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