My school life 〜first love〜
2. 雅の存在
授業 〜体育〜
ー加藤奈美sideー
最近あの迷惑コンビが学校に来ない。始業式から丸2ヶ月が経つ。しかし彼らは15日ほどしか来ていない。
あいつら進級出来んのか⁇
いつ来るのかわからない2人にストレスが溜まる。日誌を書かないといけない私の身にもなってほしい。
日誌は、欠席、早退、遅刻の3項目にご丁寧にも分類しなくてはならない。しかも授業に出ずに帰った場合、欠席とは書けないルールがあるから面倒くさい。
「ねぇ奈美ぃー ユウレイコンビ今日も来ないね。」
案の定、来ていない。今は昼休みだ。
「うん。もう面倒だし欠席でいっか。」
どうせ来ててもわからないから欠席の欄にボールペンで『坂市、島』と書いた時だ。
「「キャー!来た!!」」
「「いつも2人でいるよね?!」」
…まさかね。
ドアを開けて廊下を覗き込む。島崎と目が合う。
「あっ加藤ちゃん。おはー。」
「帰れよ。」
ーバンッ
どんなタイミングだ。2人揃って来やがった。
日誌に書いた字をボールペンで消しながら教室を見わたす。さっきまで集まって話していた女子らはいなくなった。
彼らを見に行ったのだろう。男子は数人しかいない。
なぜだ?
最近あの迷惑コンビが学校に来ない。始業式から丸2ヶ月が経つ。しかし彼らは15日ほどしか来ていない。
あいつら進級出来んのか⁇
いつ来るのかわからない2人にストレスが溜まる。日誌を書かないといけない私の身にもなってほしい。
日誌は、欠席、早退、遅刻の3項目にご丁寧にも分類しなくてはならない。しかも授業に出ずに帰った場合、欠席とは書けないルールがあるから面倒くさい。
「ねぇ奈美ぃー ユウレイコンビ今日も来ないね。」
案の定、来ていない。今は昼休みだ。
「うん。もう面倒だし欠席でいっか。」
どうせ来ててもわからないから欠席の欄にボールペンで『坂市、島』と書いた時だ。
「「キャー!来た!!」」
「「いつも2人でいるよね?!」」
…まさかね。
ドアを開けて廊下を覗き込む。島崎と目が合う。
「あっ加藤ちゃん。おはー。」
「帰れよ。」
ーバンッ
どんなタイミングだ。2人揃って来やがった。
日誌に書いた字をボールペンで消しながら教室を見わたす。さっきまで集まって話していた女子らはいなくなった。
彼らを見に行ったのだろう。男子は数人しかいない。
なぜだ?