ハートブレイカー
10
『もっと感じろ。気持ち良くなれ。そして・・・もっと俺を感じさせろ』
『さくっ、ゃあ、はぁ』
『そうだ愛美(まなみ)・・・俺に触われ。おまえ一人だけ・・・気持ち良くなるな』
『ん・・・』
『おまえの気持ちをもっと俺にぶつけてみろ。これくらいじゃ足りないぞ』
あの夜私は、自分のありったけの思いをこめて、私なりにたくさん触れた。
でも・・・足りなかったのかな。
氷室さんじゃない、海堂さんには、私の思いが届かなかった・・・。
ん・・・何。
頬に何か触れてるような・・・。
「ぅん・・・」
私は眠いの。もっと寝かせて・・・。
と思ってるのに、今度は何かが耳に触れてる。
抗議の意味を込めて寝返りを打ってみたら、髪をひとなでされた。
懐かしい・・・?
何でそう思ったんだろう。
ていうか私・・・倒れ、た。
朝! 寝てる場合じゃなかった!!
『さくっ、ゃあ、はぁ』
『そうだ愛美(まなみ)・・・俺に触われ。おまえ一人だけ・・・気持ち良くなるな』
『ん・・・』
『おまえの気持ちをもっと俺にぶつけてみろ。これくらいじゃ足りないぞ』
あの夜私は、自分のありったけの思いをこめて、私なりにたくさん触れた。
でも・・・足りなかったのかな。
氷室さんじゃない、海堂さんには、私の思いが届かなかった・・・。
ん・・・何。
頬に何か触れてるような・・・。
「ぅん・・・」
私は眠いの。もっと寝かせて・・・。
と思ってるのに、今度は何かが耳に触れてる。
抗議の意味を込めて寝返りを打ってみたら、髪をひとなでされた。
懐かしい・・・?
何でそう思ったんだろう。
ていうか私・・・倒れ、た。
朝! 寝てる場合じゃなかった!!