ハートブレイカー
これは私が私じゃなくなる序章、みたいな。
「葬送行進曲」の物悲しいピアノの旋律が、なぜか耳に響き渡っている気が・・・。
って、不吉すぎる!
せっかく体力戻ってきたんだから、心労を減らさないと!
先生だってそう言ってたじゃないの!
でも直哉・・・私のことを寂しがるより、「パパ」と一緒にいることを、すごーく楽しんでた。
声が弾んでたし。
「男同士気が合う」とか、横から低い声も聞こえたし。
つまり、あの二人は上手くやってるってことで。
・・・私がいなくなっても、直哉は大丈夫だ。
父親と祖父母がいれば・・・。
何よ。 私が寂しがる必要ないのに!
もしかしたら海堂さん、直哉を連れて来てくれないかも・・・。
あぁダメだ。
つい弱気なことばかり考えてしまう。
あの人が支えてくれたと実感してから、今まで私が一人で必死に築いてきた軸が、グラグラと揺れ始めている。
4年近くかかって、ここまで育てた軸が、いとも簡単に折れそうになって・・・。
どれだけ影響力持ってるのよ、あの人は!
いろんな意味で、すごく悔しい!
「葬送行進曲」の物悲しいピアノの旋律が、なぜか耳に響き渡っている気が・・・。
って、不吉すぎる!
せっかく体力戻ってきたんだから、心労を減らさないと!
先生だってそう言ってたじゃないの!
でも直哉・・・私のことを寂しがるより、「パパ」と一緒にいることを、すごーく楽しんでた。
声が弾んでたし。
「男同士気が合う」とか、横から低い声も聞こえたし。
つまり、あの二人は上手くやってるってことで。
・・・私がいなくなっても、直哉は大丈夫だ。
父親と祖父母がいれば・・・。
何よ。 私が寂しがる必要ないのに!
もしかしたら海堂さん、直哉を連れて来てくれないかも・・・。
あぁダメだ。
つい弱気なことばかり考えてしまう。
あの人が支えてくれたと実感してから、今まで私が一人で必死に築いてきた軸が、グラグラと揺れ始めている。
4年近くかかって、ここまで育てた軸が、いとも簡単に折れそうになって・・・。
どれだけ影響力持ってるのよ、あの人は!
いろんな意味で、すごく悔しい!