ハートブレイカー
ジンジンと火照る私の唇をなだめるように、彼の舌がペロペロと舐める。
微かに聞こえてくる舌の音を否定するように、イヤイヤと顔をふってみる。
でも彼に頭を持たれているので、顔は動かせず、ふることは出来なかった。
思わず体が震える。
おなかの奥が疼く。
官能のドアがこじ開けられる!
つい口を開けてしまったら、チャンスとばかりに彼の舌が入ってきた。
「ん・・・」
ちょっとここ、公共の道端で!
しかも私の後ろには息子が・・・私たちの息子がいて!
あ!舌が・・・彼の舌が熱い。
引っ込めても追いかけてくる。
顔は動かせないし。
もう何よ、この・・所有欲丸出しのキスは!
私はあなたのものじゃない!
応えたくないのに、体が震えて疼きがどんどん大きくなっていく。
キスだけで・・・そんな・・・。
だ・・ダメだ。 押してびくともしないなら・・・。
自由になってる両手を彼の肩に乗せ、爪を立てたとき、不意に彼が舌と唇を離した。
よろめく私を、彼はしっかり支えている、というか、密着させてるままだけど。
微かに聞こえてくる舌の音を否定するように、イヤイヤと顔をふってみる。
でも彼に頭を持たれているので、顔は動かせず、ふることは出来なかった。
思わず体が震える。
おなかの奥が疼く。
官能のドアがこじ開けられる!
つい口を開けてしまったら、チャンスとばかりに彼の舌が入ってきた。
「ん・・・」
ちょっとここ、公共の道端で!
しかも私の後ろには息子が・・・私たちの息子がいて!
あ!舌が・・・彼の舌が熱い。
引っ込めても追いかけてくる。
顔は動かせないし。
もう何よ、この・・所有欲丸出しのキスは!
私はあなたのものじゃない!
応えたくないのに、体が震えて疼きがどんどん大きくなっていく。
キスだけで・・・そんな・・・。
だ・・ダメだ。 押してびくともしないなら・・・。
自由になってる両手を彼の肩に乗せ、爪を立てたとき、不意に彼が舌と唇を離した。
よろめく私を、彼はしっかり支えている、というか、密着させてるままだけど。