ハートブレイカー
でも・・・直哉はこの子の父親よりも、ずっと表情は豊かで。
逆に3歳の子どもがすでに飄々としたポーカーフェイスなんてしてたら、引くよね。
っていうか、氷室さん、そういう子だったような気がする・・・うん。
あくまで私の想像だけど!
そんなしょうもないことを考えてるうちに、いつも起きる時間の6時になった。
「おはよう、直哉」
「おはようママー!」
小さな体に抱きつかれて、小さな頭をよしよしとなでる。
さあ今日も朝がやってきた。
また無事に目覚めることができた。
私は小さな体を離すと、息子の目を見てニッコリ笑った。
「時間だね。起きよっか」
「うん!」
元気良く返事をしたご褒美に、直哉の鼻の頭をチョンとつついた。
そして先に私がベッドから降りる。
じゃないと、壁際に寝ている直哉は降りれない。
そろそろ直哉のベッドを買わないと。
このままじゃマザコンになっちゃうよ。
でも・・・どこに置こうか。
それにベッドを買う余裕が今はない。
来月から家賃値上げ・・・あ、また。
立ち上がると私の体はふらついた。
逆に3歳の子どもがすでに飄々としたポーカーフェイスなんてしてたら、引くよね。
っていうか、氷室さん、そういう子だったような気がする・・・うん。
あくまで私の想像だけど!
そんなしょうもないことを考えてるうちに、いつも起きる時間の6時になった。
「おはよう、直哉」
「おはようママー!」
小さな体に抱きつかれて、小さな頭をよしよしとなでる。
さあ今日も朝がやってきた。
また無事に目覚めることができた。
私は小さな体を離すと、息子の目を見てニッコリ笑った。
「時間だね。起きよっか」
「うん!」
元気良く返事をしたご褒美に、直哉の鼻の頭をチョンとつついた。
そして先に私がベッドから降りる。
じゃないと、壁際に寝ている直哉は降りれない。
そろそろ直哉のベッドを買わないと。
このままじゃマザコンになっちゃうよ。
でも・・・どこに置こうか。
それにベッドを買う余裕が今はない。
来月から家賃値上げ・・・あ、また。
立ち上がると私の体はふらついた。