ハートブレイカー
「・・っ・・うっ・・・」
報われた。
そして救われた。
そんな気持ちがドッとせり上がってきた。
直哉を生んで育てる。
それしか私にはなかった。
他は考えられなかった。
だって直哉は、私と・・・朔哉さんの子だから。
彼がまた体を離した。
今度は顔を近づけてくる。
あれ?これは・・・!
「マナ・・・」
「あ、あのっ」
彼がピタッと止まった。
でも・・・超至近距離、なんですけど。
切れ長の目を覆っている長いまつ毛が、アップで見えるくらいに!
「何だ」
「か、かのじょ・・・いるの」
報われた。
そして救われた。
そんな気持ちがドッとせり上がってきた。
直哉を生んで育てる。
それしか私にはなかった。
他は考えられなかった。
だって直哉は、私と・・・朔哉さんの子だから。
彼がまた体を離した。
今度は顔を近づけてくる。
あれ?これは・・・!
「マナ・・・」
「あ、あのっ」
彼がピタッと止まった。
でも・・・超至近距離、なんですけど。
切れ長の目を覆っている長いまつ毛が、アップで見えるくらいに!
「何だ」
「か、かのじょ・・・いるの」