ハートブレイカー
直哉を迎えに行く前に、私は派遣会社へ寄ってみた。
担当の松本さん(お兄さん)が今日仕事の日かどうか分からなかったので、ダメもとだったけど、幸いお兄さんはいた。
「あのぅ」
「ああ浪川さん。ちょうどよかった。今連絡を入れようと思っていたんですよ」
「は、い」
きた! カミナリ落ちる・・・にしてはお兄さん、いつもどおりニコニコ笑顔ですけど?
おかけくださいと促され、私はおずおずと椅子に座った。
「海堂商事さんのこと・・・」
「す、すみませんっ!まさか倒れそうになるなんて、思ってもみなくて」
「あぁ。正直僕もビックリしたんだけど。大丈夫?」
「・・・は、い」
何か、お兄さん、怒ってらっしゃらないように見えるんだけど・・・ ?
「浪川さんにはもう一度というか、改めて顔合わせしましょうという連絡を入れようと思ってたんですよ。一応型どおりの顔合わせということで、浪川さんを採用することは決まりだそうです。よかったです・・・」
よっ、よくなーい!!
担当の松本さん(お兄さん)が今日仕事の日かどうか分からなかったので、ダメもとだったけど、幸いお兄さんはいた。
「あのぅ」
「ああ浪川さん。ちょうどよかった。今連絡を入れようと思っていたんですよ」
「は、い」
きた! カミナリ落ちる・・・にしてはお兄さん、いつもどおりニコニコ笑顔ですけど?
おかけくださいと促され、私はおずおずと椅子に座った。
「海堂商事さんのこと・・・」
「す、すみませんっ!まさか倒れそうになるなんて、思ってもみなくて」
「あぁ。正直僕もビックリしたんだけど。大丈夫?」
「・・・は、い」
何か、お兄さん、怒ってらっしゃらないように見えるんだけど・・・ ?
「浪川さんにはもう一度というか、改めて顔合わせしましょうという連絡を入れようと思ってたんですよ。一応型どおりの顔合わせということで、浪川さんを採用することは決まりだそうです。よかったです・・・」
よっ、よくなーい!!