ハートブレイカー
松本さんはフーッとため息をついた。
「困ったな・・・。とりあえず、顔合わせには行って」
「でも・・・」
「事情はよく分からないけど、あちらの営業本部長である海堂さんから、直接言われたんだ」
「・・・は?」
「浪川さんを採用するって。それと、もう一度顔合わせに来てもらうのも、浪川さんの都合がいい日でいいって。浪川さんがリューチさんをしょっちゅう休めない事情を、あちらは考慮してくれてるんだよ。だからここは、弊社と海堂さんを立てると思って、本部長さんに連絡入れてもらえないかな」
「え?わ、私が、直接、ですか?」
「うん。本部長さんからそう言われてた。いちいちここを通す必要はないってことかな。浪川さんが突然帰った後、俺、めちゃくちゃ謝ったし」
あぁ、それ言われると・・・!
「困ったな・・・。とりあえず、顔合わせには行って」
「でも・・・」
「事情はよく分からないけど、あちらの営業本部長である海堂さんから、直接言われたんだ」
「・・・は?」
「浪川さんを採用するって。それと、もう一度顔合わせに来てもらうのも、浪川さんの都合がいい日でいいって。浪川さんがリューチさんをしょっちゅう休めない事情を、あちらは考慮してくれてるんだよ。だからここは、弊社と海堂さんを立てると思って、本部長さんに連絡入れてもらえないかな」
「え?わ、私が、直接、ですか?」
「うん。本部長さんからそう言われてた。いちいちここを通す必要はないってことかな。浪川さんが突然帰った後、俺、めちゃくちゃ謝ったし」
あぁ、それ言われると・・・!