ハートブレイカー
6
早く、家の中へ入らないと!
でも・・・手が震えて鍵がなかなか開けれない。
私は無意識に岸本さんから直哉を隠していた。
そしてセクハラ親父・岸本さんの存在を極力無視して、鍵を開けることに専念した。
「ふーん。あんた、思ったより若いんだなぁ」
「ま、ママぁ」
近い!こいつ近すぎる!!
それに、何となく腰あたりに手が・・・。
ねっとり。
「さ・・・私に気安く触らないで!」
「おうおう、威勢のいい姉ちゃんだなあ。俺、そういうのも好きだよー。はむかう女を組み敷いて、無理矢理やるって・・・いいなあ、それ」
何この人。人をいたぶって喜ぶ趣味でもあるわけ?
最低!!
でもこの人、さっき私が叫んだとき、ビクッとして手を離した。
ってことは、意外と小心者なのかもしれない。
でも・・・手が震えて鍵がなかなか開けれない。
私は無意識に岸本さんから直哉を隠していた。
そしてセクハラ親父・岸本さんの存在を極力無視して、鍵を開けることに専念した。
「ふーん。あんた、思ったより若いんだなぁ」
「ま、ママぁ」
近い!こいつ近すぎる!!
それに、何となく腰あたりに手が・・・。
ねっとり。
「さ・・・私に気安く触らないで!」
「おうおう、威勢のいい姉ちゃんだなあ。俺、そういうのも好きだよー。はむかう女を組み敷いて、無理矢理やるって・・・いいなあ、それ」
何この人。人をいたぶって喜ぶ趣味でもあるわけ?
最低!!
でもこの人、さっき私が叫んだとき、ビクッとして手を離した。
ってことは、意外と小心者なのかもしれない。