ハートブレイカー
朝ごはんを食べた後、狭い部屋の掃除や洗濯を済ませ、直哉と二人、外へ出た。
まずは公園へ行き、遊んでいる直哉をベンチから見守る。
直哉は運動神経もいい。
これも父親譲りか。
何せ私は、自他ともに認めるドンくさい女だから。
直哉が男の子でよかったとつくづく思う。
でも男の子だったら、大学まで行かせたほうがいいのかな。
学費・・・稼げるだろうか。
仮に奨学金を得ても、後で返済しないといけないところが多いし。
やっぱり直哉には不憫な思いをさせてる。
もしあの子が医者になりたいと言っても、私にはあの子を医学部へ行かせるお金なんて持ってない。
それに私立の中学・・は、いいとして、高校だって・・・。
私は、大きなため息をひとつついた。
そんな先のこと、まだ考えなくてもいいか。
考えても気分は暗くなるだけだし。
どうせ考えるなら、もっと気分が上がるようなことを考えよう。
そして今日、スマホは絶対オンにしない!
まずは公園へ行き、遊んでいる直哉をベンチから見守る。
直哉は運動神経もいい。
これも父親譲りか。
何せ私は、自他ともに認めるドンくさい女だから。
直哉が男の子でよかったとつくづく思う。
でも男の子だったら、大学まで行かせたほうがいいのかな。
学費・・・稼げるだろうか。
仮に奨学金を得ても、後で返済しないといけないところが多いし。
やっぱり直哉には不憫な思いをさせてる。
もしあの子が医者になりたいと言っても、私にはあの子を医学部へ行かせるお金なんて持ってない。
それに私立の中学・・は、いいとして、高校だって・・・。
私は、大きなため息をひとつついた。
そんな先のこと、まだ考えなくてもいいか。
考えても気分は暗くなるだけだし。
どうせ考えるなら、もっと気分が上がるようなことを考えよう。
そして今日、スマホは絶対オンにしない!