ハートブレイカー
「ママ」という直哉の声が、なぜか・・・遠くから聞こえる。
隣にいる・・・はず・・・なのに・・・。
直哉が私から物理的に離れた気がした。
何か持って・・・スマホ?
あぁ、この子が機転が利く子でホントよかった。
それなのに、なぜ意識が薄れ行く私は、「救急車呼んで」と言う代わりに、「朔哉・・さん」とつぶやいたのだろう。
倒れる直前まで、あの人のことを考えていたせい・・・あぁやばい。
これはホントにやばい!
意識・・がなくなって・・倒れ・・・る。
「ご、ごめ・・・なお・・」
「ママッ!ママぁーーーーッ!!!」
誰か・・・直哉を・・・この子を・・・。
「・・・朝早くからどうし・・・直哉か?どうした」
「うっ、ま、ママが・・・ママが!たすけて!パパぁー!!」
「今行く」
隣にいる・・・はず・・・なのに・・・。
直哉が私から物理的に離れた気がした。
何か持って・・・スマホ?
あぁ、この子が機転が利く子でホントよかった。
それなのに、なぜ意識が薄れ行く私は、「救急車呼んで」と言う代わりに、「朔哉・・さん」とつぶやいたのだろう。
倒れる直前まで、あの人のことを考えていたせい・・・あぁやばい。
これはホントにやばい!
意識・・がなくなって・・倒れ・・・る。
「ご、ごめ・・・なお・・」
「ママッ!ママぁーーーーッ!!!」
誰か・・・直哉を・・・この子を・・・。
「・・・朝早くからどうし・・・直哉か?どうした」
「うっ、ま、ママが・・・ママが!たすけて!パパぁー!!」
「今行く」