秒針のとまった世界で
陽司の家の前で座り込んでいた僕は、思い腰をあげて病院へと戻った。
腹の激痛が現実を物語る。
看護師にこっぴどく怒られたが、そんなこと耳に入らなかった。
病室にはもう…陽司はいなかった。
霊安室へと運ばれたらしい。
親友の死を受け入れることなんて出来ない。
僕は腹の傷を叩きながら涙が出なくなるまで泣いた。
陽司…陽司……
1時30分。
泣きつかれた僕は、眠りについた。
腹の激痛が現実を物語る。
看護師にこっぴどく怒られたが、そんなこと耳に入らなかった。
病室にはもう…陽司はいなかった。
霊安室へと運ばれたらしい。
親友の死を受け入れることなんて出来ない。
僕は腹の傷を叩きながら涙が出なくなるまで泣いた。
陽司…陽司……
1時30分。
泣きつかれた僕は、眠りについた。