【短】 私の彼氏はイジワル
「梨沙…好きだよ」
段々竜の顔が近づいてくる。
「私も竜のこと好き」
あと数センチで竜の唇が……///
──ガラガラッ
「お前ら何やってるんだ!」
いきなり教室のドアが開いたと思ったら
このクラスの担任の中尾先生が現れた。
「あーもう先生何してくれてるんですかー
せっかくのいいムードが…」
竜はガクッと肩を落とした。
竜が言う通り、せっかくキスしようとしてたのにぃ〜…
しかも、あと1センチぐらいだったのに!
「そんなのいいからお前らさっさと帰れ、バカっぷる」
先生は私達のことバカっぷるって呼んでる。
周りの友達からも《バカっぷる》と呼ばれてるほど私と竜はイチャイチャしているらしい……。