ずっと好きだった。
遥はあたしに気づいてこっちに来てくれた。

「おはよ」

「あ。おはようございます」

「敬語」

「あっ…」

軽くキスされた。遥が作ったルールで、

敬語一回につき、キス一回。

これで何回されたことか…。

「こ、公衆の門前で…///」

「ルール守んないのが悪い」

こ、この人は…強引すぎる。

校舎が違うので、途中まで一緒でその後は一人で教室に向かった。

下駄箱で靴を脱いでた。

「よう。」

「え?あ、おはよう」

朝から、珍しく翔馬にあった。

しかも、珍しく声までかけてきた。

「教室一緒に行こうぜ」

「ごめん、あたし職員室行かなきゃだから」

そう言って、用もない職員室の方に向かった。

しばらくして教室に行く。

「みちる!おはよー!」

「紗香ー。ちょっと聞いてよ。」

あたしは、朝の経緯を話した。

「なにそれ」
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