ずっと好きだった。
どうしたらいいかとか、わかんねーけど。

本気で平瀬が好きなんだよ。」

大谷は表情を崩さなかった。

「…言っても…無駄みたいだね。

みちるを泣かせるようなことしたら…」

「わかってる。ありがとな。じゃ」

俺は、教室に戻った。

平瀬に俺の事好きって言わせてやる。

俺はその後、七波に話を付けたきた。

すこし涙ぐんでたけど、わかっていた。

そう言っていた。


―放課後、いつものように部活に行く。

今日は先輩たちも来てた。引退しても、練習に来てくれる。

「翔馬ー!一対一しようぜ!」

道隆先輩が誘ってきた。

「いっすよ。ちょっと待ってください。」

俺はバッシュを履いてストレッチをした。

「お願いします」

一対一を始める。互角ってところだけど。

「みっちーに告白したんだって?」

「はっ?なんでっ…」
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