ずっと好きだった。

逃げない

―日曜日。外は結構肌寒くて、鳥肌も立った。

高校生らしい、なおかつ清楚な格好で外にでるあたし。

「あ、みちるちゃーん!」

駅前集合で、駅前にはまだ女子3人しかいなかった。

「みちるちゃん可愛い!」

あずさ先輩に、夏菜子先輩はスゴイ大人っぽい格好で、

あたしだけ子供っぽかった。

「あ、やっときたー。男子軍。」

ため息まじりに言う夏菜子先輩。

「お待たせ~!待った?」

「ちょっとね」

「へぇ。みっちーって、そんな格好するんだな。」

真島先輩は、あたしをみて意外そうな顔をした。

「今日の俺の計画はね、クリスマスツリーを見に行こ~!て言うタイトル」

道隆先輩はいつものおふざけ感を出してた。

「とりあえず遊園地行こー!」

道隆先輩はかなり大きめの声でそういった。

3年生はみんなでわいわいしながら話してた。

2年生は、あたしと翔馬だけだから少し。気まずかった。

翔馬とあたしの歩いてる距離は離れてるし。

「そこのふたり!遅い!」

「「すみません!」」
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