ずっと好きだった。


「今日の試合も、余裕そうだったねー」



「そうだね」

試合が終わって、愛実とあたしは家に帰ろうとしてた。



「あ」

「あ」




あたしの目の前には試合終わりの、翔馬の姿が。




「見に来てたんだ。」

「うん。愛実と一緒に…あれ?」

いつの間にか愛実がいなくなってる。
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