ずっと好きだった。
1対1が部員の中で一番強い佐伯先輩も認めている。
「てなわけで、今日から監督が練習入れてみるって言ってたからよろしくな! 」
「「はい!」」
さっそく認められてるみたい。よかった。
道隆先輩がこちらによってきた。
「この前の人だね。かっこいいじゃん。さすがみっちー!」
耳元でそう言われて、顔が赤くなった。
「違いますから。」
にやっと笑って、またストレッチを始めた。
走り込みをやったあと、いつもならスリーメンとかだけど、今日は…