光の少女Ⅱ【救出編】
街の入口、火焔達の前で花音は足を止める。
「花音・・・」
「・・・どうしたの?三人がこの街に来るなんて」
話しかけながらさりげなく彼等の後ろを窺うが、火焔、水蓮、大樹以外の姿はみえない。
「あのな、実は」
「・・・待って」
話し始めようとした火焔を止め、周囲を窺うと、街の人々が三人を警戒するように見ているのがわかり、花音は踵を返した。
「ついてきて。話は屋敷で聞くよ」
そう伝えて歩き出した花音の後ろから、三人が居心地悪そうについてくる。
屋敷の前まで来ると、光輝が外で待っていた。
「光輝」
「・・・話は聞いた。全員、応接間に集めてある」
「うん。ありがとう」
光輝に礼を言って、中に入るよう火焔達を促す。
「お前達が何故此処に来たかわからないが、少しでも怪しい行動をとれば拘束する。・・・いいな」
そう言った光輝に火焔達はただ、無言でいた。
「花音・・・」
「・・・どうしたの?三人がこの街に来るなんて」
話しかけながらさりげなく彼等の後ろを窺うが、火焔、水蓮、大樹以外の姿はみえない。
「あのな、実は」
「・・・待って」
話し始めようとした火焔を止め、周囲を窺うと、街の人々が三人を警戒するように見ているのがわかり、花音は踵を返した。
「ついてきて。話は屋敷で聞くよ」
そう伝えて歩き出した花音の後ろから、三人が居心地悪そうについてくる。
屋敷の前まで来ると、光輝が外で待っていた。
「光輝」
「・・・話は聞いた。全員、応接間に集めてある」
「うん。ありがとう」
光輝に礼を言って、中に入るよう火焔達を促す。
「お前達が何故此処に来たかわからないが、少しでも怪しい行動をとれば拘束する。・・・いいな」
そう言った光輝に火焔達はただ、無言でいた。