光の少女Ⅱ【救出編】
4
「「!!」」
二人がそれに反応すると、その先には大臣の姿があった。
「お前!?」
「どうして、此処に?」
「おっと、下手に動かない方がいい。これを見てください!」
その言葉と同時に、大臣の後に魔族らしき者が何人も現れ、誰かを連れてくる。
「!!・・・父上!」
それが王だとわかり、風夜が声を上げる。
「はは、交換条件ですよ」
それを見て、大臣はそう言って笑った。
「交換条件だと?」
「そう。交換するのは、あなた方が持っている宝珠全て」
「「!!」」
その言葉に花音と風夜は目を見開く。
「それは・・・」
「わかっていますよ。あなた達二人が今持っているのは、風の宝珠だけ。後は他の奴等が所持している。だが、私達はそれが必要なのです。ですから、持ってきていただけませんか?」
「そう言われて言う通りにするとでも?」
「しないなら、王を殺すと言っても?まぁ、私はそれでも構いませんがね」
「・・・・・・」
「さぁ、どうします?」
「・・・決まってるだろ?・・・どちらも・・・お断りだ!!」
そう叫んで風夜が王を捕らえている魔族に斬りかかった。
「「!!」」
二人がそれに反応すると、その先には大臣の姿があった。
「お前!?」
「どうして、此処に?」
「おっと、下手に動かない方がいい。これを見てください!」
その言葉と同時に、大臣の後に魔族らしき者が何人も現れ、誰かを連れてくる。
「!!・・・父上!」
それが王だとわかり、風夜が声を上げる。
「はは、交換条件ですよ」
それを見て、大臣はそう言って笑った。
「交換条件だと?」
「そう。交換するのは、あなた方が持っている宝珠全て」
「「!!」」
その言葉に花音と風夜は目を見開く。
「それは・・・」
「わかっていますよ。あなた達二人が今持っているのは、風の宝珠だけ。後は他の奴等が所持している。だが、私達はそれが必要なのです。ですから、持ってきていただけませんか?」
「そう言われて言う通りにするとでも?」
「しないなら、王を殺すと言っても?まぁ、私はそれでも構いませんがね」
「・・・・・・」
「さぁ、どうします?」
「・・・決まってるだろ?・・・どちらも・・・お断りだ!!」
そう叫んで風夜が王を捕らえている魔族に斬りかかった。