光の少女Ⅱ【救出編】


「それでね、未央ちゃんと梨沙ちゃんが・・・」

「・・・っ・・・」


家に帰り、学校でのことを話していると、急に風夜が頭に手を当て、息を詰めた。


「どうしたの?具合悪い?」

「いやっ・・・、何でもない・・・」

「でも、此方で再会してから、よく押さえてるよね」

「本当に、何でもない。・・・悪いけど、今日は・・・」

「・・・うん」


頷いて部屋を出る。

何故かはわからなかったが、再会してから、風夜の様子が何処かおかしい気がした。
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