光の少女Ⅱ【救出編】
第4章 操り人形
1
「ん・・・・・・?」
両親が仕事で遅くなると言っていた日、眠っていた花音はふと人の気配を感じて目を覚ました。
(お父さん?お母さん?)
帰ってきた両親が何か用があってきたのかと思い、すぐにそうではないことに気付く。
殺気を感じて、身を起こすと、寝ていた位置に剣が突き刺さる。
「・・・嘘っ・・・」
襲ってきた人物の顔を見て、呟く。
此方を光を失った目で見る風夜が、剣を構え直すのを見ても信じられなかった。
「どうして・・・?風夜・・・」
「・・・げろ」
襲ってきたのが彼とは信じたくなくて、茫然と呟いた時、そう声が聞こえて花音ははっと彼を見た。
剣を持つ右手を左手で抑えている風夜の目には、僅かに光が戻っていたが、表情は苦しげに歪められている。
「・・・逃げろ。・・・長くは・・・もたない・・・っ」
「・・・っ・・・」
その言葉に、風夜が自分を逃がそうとしてくれているのだと気付き、花音は部屋を飛び出した。
「ん・・・・・・?」
両親が仕事で遅くなると言っていた日、眠っていた花音はふと人の気配を感じて目を覚ました。
(お父さん?お母さん?)
帰ってきた両親が何か用があってきたのかと思い、すぐにそうではないことに気付く。
殺気を感じて、身を起こすと、寝ていた位置に剣が突き刺さる。
「・・・嘘っ・・・」
襲ってきた人物の顔を見て、呟く。
此方を光を失った目で見る風夜が、剣を構え直すのを見ても信じられなかった。
「どうして・・・?風夜・・・」
「・・・げろ」
襲ってきたのが彼とは信じたくなくて、茫然と呟いた時、そう声が聞こえて花音ははっと彼を見た。
剣を持つ右手を左手で抑えている風夜の目には、僅かに光が戻っていたが、表情は苦しげに歪められている。
「・・・逃げろ。・・・長くは・・・もたない・・・っ」
「・・・っ・・・」
その言葉に、風夜が自分を逃がそうとしてくれているのだと気付き、花音は部屋を飛び出した。