光の少女Ⅱ【救出編】
「はい。これでもう大丈夫」
「すごい。美咲ちゃん、そういうことも出来るんだね」
雷の国の森で休憩している最中、風夜の火傷を治した美咲に花音は声を上げた。
「うん。皆も怪我したら、言ってね」
「それにしても、本当に火焔とお前、親友なのか?なんか、さっきのお互いに殺す気満々だったように見えたけど?」
「ああ。まぁ、昔からだよな。風夜と火焔がお互いに容赦ないのは」
光輝が言ったことに、風夜ではなく夜天が答える。
「確かに。いつだったか、能力ありの斬りあいありの喧嘩があったよな。何が原因だったかは忘れたけど、空夜さんに二人して怒られて・・・、それから何があったかわからないけど、お互いに親友だっていうようになってたんだよな」
それに思い出したように雷牙がくくっと笑った。
「お、男ってそういうものなのかな」
「それより、どうするんだ?とりあえず、目的は果たしたんだろ?」
「うん。そうだね」
紫影に聞かれ、花音はそう返す。
「姉上、光の街に行かないか。休息が必要な奴もいるし、今一番安全なのはそこだろうからな」
「そうだね。そうしようか。皆もそれでいいかな?」
花音がそう言うと、全員が頷いた。
「すごい。美咲ちゃん、そういうことも出来るんだね」
雷の国の森で休憩している最中、風夜の火傷を治した美咲に花音は声を上げた。
「うん。皆も怪我したら、言ってね」
「それにしても、本当に火焔とお前、親友なのか?なんか、さっきのお互いに殺す気満々だったように見えたけど?」
「ああ。まぁ、昔からだよな。風夜と火焔がお互いに容赦ないのは」
光輝が言ったことに、風夜ではなく夜天が答える。
「確かに。いつだったか、能力ありの斬りあいありの喧嘩があったよな。何が原因だったかは忘れたけど、空夜さんに二人して怒られて・・・、それから何があったかわからないけど、お互いに親友だっていうようになってたんだよな」
それに思い出したように雷牙がくくっと笑った。
「お、男ってそういうものなのかな」
「それより、どうするんだ?とりあえず、目的は果たしたんだろ?」
「うん。そうだね」
紫影に聞かれ、花音はそう返す。
「姉上、光の街に行かないか。休息が必要な奴もいるし、今一番安全なのはそこだろうからな」
「そうだね。そうしようか。皆もそれでいいかな?」
花音がそう言うと、全員が頷いた。