誰よりも、君が好き




+ + + +





「悠ー!!購買行こうよっ」


「ごめん、今日お弁当ー」





えー?とブーイング気味の声を出すあかりに、ふと思い出す。







「ねぇ、お弁当余っちゃってるんだけど、里奈かあかりいらない?」





…そう。


匠くんに頼まれていたお弁当だけど、匠くんに渡せないしなー





そう思い、二人に言ったとき。







「悠ちゃん!!結城くん呼んでるよ」


「…え?」




匠くんが、私を…?




クラスのこに呼ばれて廊下へ向かうと、そこには本当に匠くんがいた。






「どうしたの?急に。

 というか用事は!?」








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