誰よりも、君が好き
扉をしめ、ドアにもたれかかると急に頭痛が襲う。
「っ……た……」
そのままずるずるとしゃがみこみ、
気づけば眠りについていた。
+ + + +
コンコン
「んー、お母さん?」
扉を叩く音で目が覚め、ゆっくりと立ち上がる。
床で寝てたから、体がちょっと痛いや。
そして、ガチャリとドアを開けて
……その先にいた人物に驚いた。
「あかり、里奈……」
「えへへ、お見舞いきちゃった!」
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