誰よりも、君が好き
1.派手なグループ
「まぢうけるんだけどー!!」
「てかてか、聞いてよ!!
うち今日メイク頑張ってんだけど!
このつけま盛りヤバくね!?」
「なにそれー!!
うちもそういうの欲しいー!!」
・メイク濃すぎる
・イマイチ乗りについていけそうにない
・なんか話噛み合ってないっぽい
→自己主張強すぎ
…次いこう
2.静かなグループ
ここはなんだか大丈夫そう…かも?
私は恐る恐るそこへ近づき、声をかけようとした。
すると
「ギャー!!!!」
その大声に、踏み出した一歩を引く。
「な、ななななにこれぇぇぇ!?」
「ふふふ
こないだアニメイトの店舗限定特典でゲットしたのだよ…」
「え、それってそこの店舗だけで、
しかも先着2名様限りってやつじゃ…!?」
「ヤバい、あなた神!?」
・なんかオタクの会話
・趣味が違うっぽい
・テンション高過ぎ
・静かなんかじゃなかった
…ここも、だめ
そして、やっと見つけた場所は…
「名前なんて言うの?」
向こうから声をかけられ、
少し驚いたが自己紹介をした。
「花崎…悠、です。」
「私は里奈!!
こっちきて、仲良くしよう!!」