誰よりも、君が好き
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俺は次の日、病院のベッドで目を覚ました。
昨日の出来事は、全部本当で
ショックで気を失った俺も、夏希と一緒に病院に運ばれていたらしい。
俺の親も、夏希の親も、
俺を責めることなんて一度たりともなかったけれど
ベッドに横たわり目を覚まさない夏希と
目元を腫らして、傍から離れない親たちの姿を見ていると
――俺のせいで、夏希が死んだんだ
―――――俺が夏希を、殺した?
俺は、自分の彼女を、殺した――――