誰よりも、君が好き
この話を私にしてくれたってこと
すごく、嬉しいと思ってる。
だって、きっとこの話を学校で知ってるのは私だけでしょ?
……なんて、場違いな優越感を抱いてしまうくらい。
でも、君のいってること、間違ってる。
いくつもいくつも、間違いがある。
私が君に好きと伝えれば
君はいつだって、突き放してきた
でも今、私が言った“好き”を君が受け止めてくれたから
私の心はいつもよりスッキリしていた。
まだ少しでも、君に私への気持ちがあるなら
――――その気持ちを、全部もらうことは出来ませんか?