誰よりも、君が好き
君はいつだって不器用で
私の気持ちを分かってくれない
でも
時にみせる優しさは反則で、私は君の虜になってしまったみたいです。
どんな君も、私には輝いて見えるの。
だって
―――――誰より、君が好きだから
「上から目線、むかつく」
「あぁ!? お前、調子乗るのもいい加減にしとけよ?」
「けど、私のこと、好きなんでしょ?」
「――めっちゃ、好き」
「……私もっ!!」
私たちは今日も、通常運転で
ゆっくり、君の隣を歩いてく。
――* end *――