カラスの花
タイトル未編集
新学期
4月8日
今日は高校の入学式。
まだ中学生の幼さが抜けきらない人たちが沢山入ってくる。
その中で、2、3年は新入生の誘導やら部活の勧誘で忙しい。
あたし、、、加賀城明奈は保護者に配りものをして、後ろで立って話を聞いてなきゃいけない係らしい。
式が始まって早速新入生の答辞。
新入生の代表はもちろん入試でトップで入ってきた人。どんな子だろうと少し期待していたら、上がってきたのはいかにも不良。
そして、強引にマイクを取り、
「俺は、赤松亮太!!この学校のトップを取る!!」
一斉に会場がざわつく。
どこの不良高校だよ。
そのあとの言葉に衝撃を受けた。
「加賀城明奈!!」
へ?あたし?
「この高校入って猫被ってるようだけど、あんたを倒さねえと天下は取れねえ!蹴りつけてもらおうか!?」
私を知ってる人たちがみんな私を見た。
実は、私は中学時代はケンカで頂点をとったことで少しだけ有名になった。
だけど、しばらくケンカはしていない。
ならなんで名前を知ってるんだ?この人。
さらに彼は話を続ける。
「お前この顔見てわかんねえのか!おれはお前の次の東中のテッペンだよ!!」
って私の次の頂点なんか知らんわ。
「待っとけよ!絶対倒す!!」
そう言って彼は壇上を降りた。
あーあ。こりゃ大変な1年になりそうだね…。
今日は高校の入学式。
まだ中学生の幼さが抜けきらない人たちが沢山入ってくる。
その中で、2、3年は新入生の誘導やら部活の勧誘で忙しい。
あたし、、、加賀城明奈は保護者に配りものをして、後ろで立って話を聞いてなきゃいけない係らしい。
式が始まって早速新入生の答辞。
新入生の代表はもちろん入試でトップで入ってきた人。どんな子だろうと少し期待していたら、上がってきたのはいかにも不良。
そして、強引にマイクを取り、
「俺は、赤松亮太!!この学校のトップを取る!!」
一斉に会場がざわつく。
どこの不良高校だよ。
そのあとの言葉に衝撃を受けた。
「加賀城明奈!!」
へ?あたし?
「この高校入って猫被ってるようだけど、あんたを倒さねえと天下は取れねえ!蹴りつけてもらおうか!?」
私を知ってる人たちがみんな私を見た。
実は、私は中学時代はケンカで頂点をとったことで少しだけ有名になった。
だけど、しばらくケンカはしていない。
ならなんで名前を知ってるんだ?この人。
さらに彼は話を続ける。
「お前この顔見てわかんねえのか!おれはお前の次の東中のテッペンだよ!!」
って私の次の頂点なんか知らんわ。
「待っとけよ!絶対倒す!!」
そう言って彼は壇上を降りた。
あーあ。こりゃ大変な1年になりそうだね…。