私の専属SPとの恋!?
すると
ガチャッ
とドアが開いた。
『よっ!美雪久しぶりだな♪』
『え!?な、なんで亮也がいるの?』
とワナワナしていると
『あー亮也ずるいぞ!!俺も混ぜろよー』
『何言ってんすか?そらさん。俺はこいつと幼馴染みなんすよ』
『え!?まじで?こんな可愛い子と????羨ましいんだけど!』
と
また誰かがドアから入ってきた
『こんにちは。』
と太陽のように眩しい笑顔をもったまるでアイドルのように…
ん?アイドル!?なんかこの人の顔どこかで見たことがあるような…うーん、わからない
『何変な顔をしてるんだ?』
と頭上から声が聞こえた。
顔を上げると
そこにはさっき、私を静かにさせたあの男性だった。
『あ、いえ。なんでもないです。』
と言う間でもない次に
またドアが開いた。
『失礼します。あなたは成瀬美雪さんで間違いないですね?』
『え…あ、はい。成瀬美雪です。』
その男性はまた言葉を続けた。
『成瀬美雪さん。あなたにはお父様がいらっしゃいますよね?』
『はい。でも会ったことが一度もないんです。』
『あなたのお父様は実は今の総理大臣である成瀬総一郎様なのです。』
『え!?』
何を言っているの?この人は
まるで私の戸籍とかを調べたに違いないと言うような言葉だった。
『成瀬さん。突然意味がわからないことを言われて混乱しているかもしれませんが、今一度お父様である総理に会って頂けませんでしょうか?お願い致します。総理はあなたに会いたがっています。』
……言われても。。。
すると
『一度だけって言うんだから会ってみろよ』
と横から
『…』
私は言葉に出来ないまま黙っていた
するとさっきまで私のことを話していた人は周りにいる人たちに何かを伝えていた