私の専属SPとの恋!?
そして
そのあと
桂木さんが言っていた総理大臣であるお父さんに会いに行くことになり
総理大臣がいる部屋に足を入れた
『失礼します。総理、娘さんである美雪さんをお連れ致しました。』
と桂木さんは言った
『美雪。初めましてと言って少しおかしいが、美雪のことはお母さんからよく聞いていたよ。これから少しずつでいい、私と家族の絆を取り戻したい!!と思っている。』
『総理…あ、いえ。お父さん』
と言い換えた
『美雪…』
お父さんは私の名前をもう一度呼んだ。
私のお父さんは
お母さんがいう本当に立派ですごい人なんだね
お母さんが言っていたことは本当なんだ。
『美雪、お母さんから私のことをなんて聞いていたんだね?』
『お母さんからは“立派ですごい人よ”とだけ聞いていました』
『そうか…』
総理…お父さんは今まで苦しかったんだろうなぁ
と思った。
『美雪、今まですまなかったね。これからは家族水入らず食事とかしたい。でも美雪は大学があるだろう?だから無理強いはしない。美雪のやりたいようにしなさい、それとな?』
といい続けた。
『美雪、お前には私と家族ということが私を狙っている者に既にバレているんだ。そこでな、また美雪が狙われないように美雪にSPを付けようと思うんだ。24時間体制でな。』
に、24時間体制!?
それって一緒に住むってことなのかな?
『美雪、またお前を狙われないように私は守りたいんだ。だから先程紹介があったと思うが、後ろにいる桂木班の5人の中から選んでほしい。もちろん、24時間一緒にいなければいけないのでな、考えてから頼む。』