冷たい幼なじみに恋をして
「龍平。今日合コンいかね?
女の子が龍平いなかったら来ないって言い出してよ。俺がおごるからさ!な?」
ピクッ!
合コン?なにそれ。高校生でもう合コンとかしてるの?
龍平そうゆうの嫌いだし、いかないよね?
「持ち帰りOKなら、行ってやるよ!」
「さすが!じゃあ放課後な。」
勝手に裏切られた感じがする。
私は龍平の幼なじみでしかないけど、
好きなんだよ。そんなのイヤだよ。
自然に涙がこぼれ落ちる。
だめ、泣かない。ここ教室じゃんか。
「おはよー。奈々。ってまた泣いてるの?」
その時、親友の夏香がきた。
「屋上いくよ。」
「‥‥‥‥うん。」
私のことなんでも知っている夏香。
私のことを察してくれて、屋上に連れられる。