冷たい幼なじみに恋をして
「でも、やっぱりダメなんだ。
諦めようっていっても、結局目で追っちゃう。
好きな人ってそんなもんでしょ?」
どんなに私に冷たくても、他の人には凄くやさしい。
龍平に嫌われてようが、好きなのは変わらない。
「今日、もう一回話しかけてみる。
それで、無視されたらもう諦める。」
「そっか。じゃあ私も応援する。」
そういって、夏香は私を抱きしめてくれる。
今度は嬉しすぎて涙が出そうになった。
ありがとう、夏香。
本当に感謝している。