あの頃のキミは

「どうして...」

ケータイ番号さえ教えないと言っていた相手と一緒に居るのか。


そうは言ってたけど、やっぱり男の子はみんな満里奈ちゃんみたいな子が好きなんだろうな。


最近よく一緒に居るし、心境の変化でもあったのかもしれない...


自分で言って悲しくなる。
なんとなくだけど、凪君は私に好意を持ってくれているんじゃないかと思ってた。

ただの思い上がりだったみたい。


凪君が私の前に現れてから、私の中に新たな感情色々生まれたわけだけど...

その感情にも蓋をすることになりそうだ。


なんとも言えない気持ちを抱えながら
カフェを後にする。

はやくつぐみの所に行かなきゃ...




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