あの頃のキミは
「うーん…でもさぁ、、、何か訳があるんじゃないかなぁ。私が思うに、最近星野満里奈が教室に来てたのってその事と関係あるんじゃない?」

「…そう…かも、しれないけど…」

でもそもそも一緒に出かける理由(ワケ)って何…?

「…デートしてたようにしか見えなかったけど…」

美男美女でお似合いだったから
余計にへこむ。

「前にも言ったけど、星野満里奈にはスマホの番号すら教えてないんだよ?絶対ないって!皆見を信じよう!てかもし、今まで散々絵麻にかまってたくせに急に星野満里奈に乗り換えたとかだったら、私が許さないからっ‼︎」

拳をギュッと振り上げるつぐみに圧倒される。

「あ、ありがとう…うん、でもここで気にしてるだけじゃ何にもならないよね!勉強しよ‼︎つぐみ、聞いてくれてありがとう」

「うん!いつでも相談して‼︎…って…なんでアンタがいるのよ!」

急につぐみが私の後ろの方を指差す。

え?と思って振り返るとそこには冬夜くんの姿が。
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