あの頃のキミは

「つ…つかれたぁぁぁっ…」

昼過ぎ

意外とハードな山登りを終えた私たち。

既に腹ペコなのに…
これからカレーを作らなきゃいけないなんて…

あんなにも楽しみだった飯盒炊爨。
今ではこの綺麗な空気の中ならレトルトでもいい…と思うくらいお腹が空いてしまった。

餓死しそう…うぅ…。

鳴るお腹を押さえていると
肩をたたかれる。
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