あの頃のキミは

「…絵麻ちゃん、誘ってるの?」

「…はい?」

何に…?

言ってる意味がわからない。
首をかしげていると、恭介先輩が艶のある笑みをみせた。

「いやいや、天然か。シャンプーのいい匂いさせて、短いパンツからナマ足のぞかせてさぁ。年頃の男からみたら、誘ってるようにしかみえないんだよね」

そういいながら、私の太ももを撫でるようにさわる。

ゾワッと身の毛がよだつ。


き…気持ち悪い…!!



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