好きって気づいてほしいのです!


時雨が帰っても関係なく、光樹は騒いでいた。


けど、少し様子がおかしかったような…


なんか、騒いでるんだけどため息ついてたり…


なーんて考えて教室掃除をしてたら声をかけられた


「あ、美花ちゃん?だっけ?今日さー金曜日だよね?


時雨の奴、上靴は持って帰ったのに


白衣忘れてったんだけど


俺らだと家わかんねえから届けてくれん?」


珍しく蒼大の表情が動いた


眉毛下がった!


「あーまたか~


あいつ、小学校の時も学校に置いてって届けたよ~


今日部活早めに終わるし届けに行くよ~」


「よろしく頼んだ!」


なんてガッツポーズ(笑)


蒼大ってなんなんだろ~


「おまかせあれ~!」


気づけば蒼大ともよく話すようになっていた。


コミュ障だから他の人は挙動不審になって


まともに話せてないけどね
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