この想いを君に
何も知らない
「このボールペンかわいー!」
そんな声を出した私、柏木空は友達の立花利子と学校の近くの雑貨屋に来ている。
今日は始業式。午前帰りだったため中2になり新しいノートを買いに来たのだ。
利子とは、入学式の日に1番最初に友達になったのだ。
「空は何組だった?」
「3組ー!朝会えなかったから違うクラスだね。」
「私は1組。離れちゃったね。」
利子と違うクラスになり友達ができるのか不安になった。
「そういえばねー、空。1組にあの人いたよ。」
「えっ!うそっ!」
あの人とは、私が入学してから恋をしている男の子だ。名前すらわからないのに恋をしているのだ。知っているのは利子とおなじ1組だということだけ。
「これから毎日見に行くー!」
私は自分のクラスのことよりも1組のことが楽しみになっていた。
雑貨屋の帰りにカフェで恋バナをしながらお茶を飲んでいるとたまたまそこにあの男の子が通りかかったのだ。
「ねーねーねーねー!利子!みてみてみてみて!」
利子もびっくりした様子で
「ほんとだ!空、ついてるね!」
と言った。
話しかけようとおもったが、まだそんな勇気がないので今日は見てるだけにした。つぎからは、絶対に話しかけると決意し、また恋バナに盛り上がった。
そんな声を出した私、柏木空は友達の立花利子と学校の近くの雑貨屋に来ている。
今日は始業式。午前帰りだったため中2になり新しいノートを買いに来たのだ。
利子とは、入学式の日に1番最初に友達になったのだ。
「空は何組だった?」
「3組ー!朝会えなかったから違うクラスだね。」
「私は1組。離れちゃったね。」
利子と違うクラスになり友達ができるのか不安になった。
「そういえばねー、空。1組にあの人いたよ。」
「えっ!うそっ!」
あの人とは、私が入学してから恋をしている男の子だ。名前すらわからないのに恋をしているのだ。知っているのは利子とおなじ1組だということだけ。
「これから毎日見に行くー!」
私は自分のクラスのことよりも1組のことが楽しみになっていた。
雑貨屋の帰りにカフェで恋バナをしながらお茶を飲んでいるとたまたまそこにあの男の子が通りかかったのだ。
「ねーねーねーねー!利子!みてみてみてみて!」
利子もびっくりした様子で
「ほんとだ!空、ついてるね!」
と言った。
話しかけようとおもったが、まだそんな勇気がないので今日は見てるだけにした。つぎからは、絶対に話しかけると決意し、また恋バナに盛り上がった。